スパンコールを網点に見立て、刺繍の技法を用いて制作をしているアーティスト・Paillette(パイエット)の作品「Peggy square1」
本来は刺繍の精密さや精巧さを距離を縮めて鑑賞することが主になる中、あえて刺繍の引き算をして近くでは認識できないものが、距離を離していくことで認識することができる仕掛けになっています。作品として飾った時の距離や角度、光の加減によって変化する表情もお楽しみ下さい。
<Paillette>
京都市立芸術大学美術学部卒業後アパレルメーカーにて素材の企画開発に携わる。その後、服飾業界時代に身近にあった生地やスパンコール、ビーズなどを使い作品作りを始める。
Tシャツや生地に大きい写真的な柄を施したいと思ったときに、シルクスクリーンや専用機械でおこなうプリントではなく自分なりのやり方を模索したことがきっかけとなり、試行錯誤を経てこの表現方法に辿り着いた。
デジタルを使ったグラフィックをあえて刺繍というアナログな手法で表現することが、制限の中で創造する自由を探究することにつながり、ひいては自分のスタイルを育んできたのではないかと感じており、今後もそれを続けていきたい。
※作品の発送は年始営業開始後に随時発送となります。
TITLE |
Peggy square1 |
ARTIST |
Paillette |
MATERIAL |
Paper, Sequins |
SIZE |
W335・H335mm |